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クトゥルフ神話ボードゲーム「ラブクラフト・レター」をやってみました

どうも。暇人です。

最近、ラブクラフトレターというアナログゲームを遊びました。

あなたはラブレターというゲームを知っていますか?

カードそれぞれに強さと能力があり、兵士なら強さは最低の代わりに相手のカードを言い当てたら脱落させることができる。

魔術師なら自分含めた誰かを指名し、カードを捨てさせたあとに山札から一枚引かせるなどです。

これにクトゥルフ神話要素を放り込んだのがラブクラフトレターになります。

カードには0~8の数字が振られていて、数字の大きさがそのまま強さになっています。

基本的なルールとして、ゲーム開始時にプレイヤー全員にカードが1枚配られます。その後一枚カードを裏のまま除外します。後は順番にカードを引いて二枚のうち片方を使用して次の人へ回っていくゲームです。

二人で遊ぶ場合、準備を終えた後5枚カードを山札から表にして表示します。ゲーム内で直接使用しませんが、相手のカードを推測するヒントとして使用します。

正気状態で勝利すると正気トークンが、発狂状態で勝利すると発狂トークンが1つ貰えます。特殊な勝利として、クトゥルフの効果を使用して勝利した場合、発狂トークンが3つ貰えます。

正気トークンが2個、もしくは発狂トークンが3個手に入った時点でそのプレイヤーが勝者となります。

カードの種類は8(強さ1-8)×2(通常カードと発狂カード)+1の17種類になっています。

 

 

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基本的に効果は発狂カード専用効果の方が強いです。しかしこの発狂カードには癖があり、事故に繋がりやすいです。

発狂カード専用の効果は、1度発狂カードを使うもしくは捨てなければなりません。初使用時は発狂していないので、通常の効果しか使えません。更に、次に自分の番が回ってきたとき、先に正気度チェックを行う必要が出てきます。

正気度チェックでは、捨てられている発狂カードの枚数分1枚ずつ山札から引いていき、発狂カードが出た時点で脱落します。つまり発狂カードの効果を使うまでに、発狂カードを使用もしくは破棄した上で正気度チェックを耐え抜く必要があります。

ゲームが進み、勝利条件を満たしたプレイヤーがいない場合、最後に生存しているプレイヤー全員が手札のカードを提示し、最も強いプレイヤーが勝利します。同じ数字が出た場合(PL1が3、PL2が8、PL3が8など)、次に強いPL1が勝利します。そのため、強さ0のミ=ゴの検体を押し付けられて半ば諦めていたら勝ったなどが稀にあります。

ここまで読んだ方ならお分かりかもしれませんが、このゲーム、非常に脱落しやすいです。

最初の手札に赤7(二枚の合計が12以上だと脱落・合計が12以上だと勝利)と5以上のカードが揃ったから即脱落、なんてこともザラにあります。

8が二枚揃うとほとんど脱落です。例外的に赤8(捨てられた時点で脱落・自分が2枚以上発狂カードを捨てているときに使用で勝利)による勝利も、滅多に出ません。

発狂を避けて正気を保っていたら他の発狂したプレイヤーが赤3(数くらべ・正気のプレイヤーを一人脱落させる)を使用し、脱落。

1を持っていたら赤1(指定した相手の数を当てて脱落させる。ただし1は指定できない・指定した相手が1なら脱落させ、そうでないなら通常の1の効果を発揮する)による効果で脱落。

3が二枚揃い強制数くらべによる事故で脱落。

とにかく脱落要因で満ちています。そのためか基本1ラウンドが短く、脱落しても暇になりにくいように出来ています。

ラブレターを全く知らなかった私でもルールはすんなり覚えられました。どのカードが何枚あって効果が何か書いてあるカードがあるので、初めはそれを見ながらやると良いでしょう。

長時間には向きませんが、ちょっと空いた時間などにおすすめです。少なくとも10分あれば終わると思います。

高い買い物ではないので、お出かけの際の移動時間や休憩時間の息抜きにどうぞ。

ところでこれはカードゲームだと思うのですがボードゲームボドゲとして括っていいのでしょうか...?

以下公式情報

人数は2~6人推奨 プレイ時間5~15分 対象年齢10歳以上

 

ラブクラフト・レター

ラブクラフト・レター